ダミーヘッド‐マイク
《dummy head microphoneから》人間の頭部を模したダミーヘッドの左右の耳にマイクロホンを設置したもの。→バイノーラル録音
ため‐なみだ【溜め涙】
泣くまいとこらえて目にたまった涙。「言い終るや、堰(せき)止めかねし—、はらはらと流しぬ」〈樗牛・滝口入道〉
ため‐つ‐もの【多明物/多米都物/味物】
1 味のよい食べ物。うまいもの。「鼻口また尻より、種々(くさぐさ)の—を取り出(いだ)して」〈記・上〉 2 大嘗会(だいじょうえ)のとき、臣下に賜る酒・食べ物の総称。「献ずるところの—」〈貞観儀...
袂(たもと)に縋(すが)・る
願いを聞いてもらうまでは離すまいと、人のたもとをとらえる。転じて、相手の同情を引いて助けを求める。「—・って食いつなぐ」
たまむし‐いろ【玉虫色】
1 タマムシの翅(はね)のように、光線のぐあいで緑色や紫色などに変わって見える染め色、または織り色。 2 見方や立場によっていろいろに解釈できるあいまいな表現などをたとえていう語。「—の答弁」
たらず‐まえ【不足前】
《「たらずまい」とも》足りない分。不足分。また、不足を補充する分。たしまえ。「稼いでも稼いでも、朝夕の出入に—を責められ」〈柳浪・黒蜥蜴〉
たら【鱈/大口魚】
タラ目タラ科の魚の総称。あごに1本のひげがあり、背びれは三つ、しりびれは二つある。日本近海にはマダラ・スケトウダラ・コマイを産する。たいこうぎょ。《季 冬》「藁苞(わらつと)や在所にもどる—のあ...
ダミー‐ヘッド【dummy head】
樹脂やスポンジ状の材質で作られた、人間の頭の形をした録音器。耳のところにマイクを取り付けて録音を行うと、再生したときに臨場感が得られる。
たま‐の‐い【玉の井】
よい水の出る井戸。また、井戸の美称。たまい。「我ならぬ人にくますな行きずりに結び置きつる—の水」〈風雅・雑中〉 [補説]地名・曲名別項。→玉の井(地名) →玉井(曲名)
だらり‐の‐おび【だらりの帯】
だらり結びにした帯。江戸時代に女性の間で流行し、現代では京都の舞妓(まいこ)にみられる。