まき‐きゃはん【巻(き)脚絆】
《「まきぎゃはん」とも》脚絆の一。小幅の長い布で、足首からひざ下まで脚を巻き上げるもの。ゲートル。
まき‐ぎぬ【巻き絹】
軸に巻いた絹の反物。「唐錦十反、—五十疋、広蓋に積ませ」〈伽・鉢かづき〉
まきぎぬ【巻絹】
謡曲。四番目物。金春以外の各流。都から熊野に巻き絹を運ぶ使者が、途中音無の天神で歌を手向けていて遅参すると、天神が巫女(みこ)に乗り移り、使者を許すように言って、神楽(かぐら)を舞う。
まき‐ぐも【巻(き)雲/捲き雲】
⇒けんうん(巻雲)
まき‐げ【巻(き)毛】
頭髪などの、渦状に巻いた毛。
まき‐こ・む【巻(き)込む/捲き込む】
[動マ五(四)] 1 巻いて中へ入れる。「機械に—・まれる」 2 ある人間関係や事態に引き入れる。巻き添えにする。「無関係な他人を—・む」「内紛に—・まれる」
まき‐ごえ【蒔き肥】
種子をまくときに施す肥料。
まき‐ごめ【蒔き米】
神仏に詣(もう)でたとき、神前・仏前にまいて手向ける米。
まき‐さく【真木割く/真木栄く】
[枕]木をさいた割れ目を「ひ」というところから、「檜(ひ)」にかかる。「—檜の御門(みかど)」〈記・下・歌謡〉
まき‐ざっぱ【薪雑把】
「まきざっぽう」に同じ。