ま‐だこ【真蛸/真章魚】
マダコ科のタコ。沿岸の岩場などにすみ、全長約60センチ。8本の腕は長さがほぼ等しく、体色は紫褐色であるが周囲の色によって変化する。食用。
まだ・し【未だし】
[形シク]《副詞「まだ」の形容詞化》 1 まだその時期に達していない。「花盛りは—・しきほどなれど」〈源・少女〉 2 まだ準備が整わない。不十分だ。「文やり給ひつや。—・しくは、かう書きてやり給...
まだ‐しも【未だしも】
[副]「まだ6」を強めた言い方。よくもないがそれでも。「1人や2人なら—、10人も来るとは」
まだ・す【遣す】
[動サ四]《「まい(参)る」の連用形に「いだす」の付いた「まいいだす」の音変化か》使いを差し出す。差し上げる。「使ひを—・して天(あめ)の神に白(まう)す」〈神代紀・上〉
ま‐たたき【瞬き】
[名](スル)《古くは「まだたき」とも》 1 またたくこと。まばたき。「—する間」「—もせずに見入る」 2 光がちらちら明滅すること。「星の—」
ま‐たた・く【瞬く】
[動カ五(四)]《「目(ま)叩(たた)く」の意。古くは「まだたく」とも》 1 まぶたを瞬間的に開けたり閉じたりする。まばたく。「しきりに目を—・く」 2 光がちらちらする。光が明滅する。「沖にい...
ま‐だに【真蜱】
マダニ科のダニの総称。ダニ類中最大で、体長1.5〜8ミリ。体は扁平であるが、吸血後は膨らんで1センチ以上にもなり、満腹するまで離れない。多くの哺乳類に寄生し、人につくこともある。日本紅斑熱やSF...
マダバ【Madaba】
ヨルダン西部の都市。首都アンマンの南西約30キロメートルに位置する。旧約聖書にその名を残す古都であり、東ローマ帝国時代のモザイクで有名な聖ゲオルギウス教会、聖処女教会、十二使徒教会、殉教者教会な...
マダマ‐きゅうでん【マダマ宮殿】
《Palazzo Madama》イタリア北西部、ピエモンテ州の都市トリノにある宮殿。トリノ王宮とともにカステッロ広場に面する。古代ローマ時代の砦があった場所に、14世紀にアカイア家の宮殿が建てら...
まだ‐まだ
[副]まだるっこく感じられるさま。ぐずぐず。だらだら。のんべんだらりん。「—ながらへ、臆病者、腰抜けと指さされんは」〈浄・嫗山姥〉