昨日(きのう)のつづれ今日(きょう)の錦(にしき)
昨日までみすぼらしい身なりをしていた者が、今日はりっぱな服装をしていること。栄枯盛衰の激しいことのたとえ。
昨日(きのう)の敵(てき)は今日(きょう)の友(とも)
昨日までは敵だった者たちでも、事情が変わって今日は味方同士になること。人の心や運命がうつろいやすく、あてにならないものであることのたとえ。昨日の友は今日の仇。
きのえね‐まち【甲子待ち】
甲子の日の夜、子(ね)の刻まで起きていて語り合い、大豆・黒豆・二股(ふたまた)大根を供え、大黒天を祭る行事。きのえねまつり。
きのくに‐ごき【紀国御器/紀国五器】
紀伊国産の朱漆塗りの食器。「羹箸(かんばし)、塗箸、—、なべぶたまで、さらりと新しくしかへて」〈浮・胸算用・一〉
きのぼり‐とかげ【木登蜥蜴】
アガマ科の爬虫(はちゅう)類。全長約25センチで、尾はその3分の2を占める。樹上性で、環境によって体色を緑色から褐色まで変える。琉球諸島に分布。
き‐の‐まま【着の儘】
普段着などのままで、改めて着替えないこと。「—で出て行きけるが」〈浮・織留・五〉
き‐はぎ【木萩】
マメ科の落葉低木。山野に自生。葉は3枚の小葉からなる複葉。夏から秋まで蝶形の花を多数つける。花は旗弁が淡黄色、翼弁が紫色。
き‐はな・る【来離る】
[動ラ下二]今までいたところを離れる。「青丹(あをに)よし奈良を—・れ」〈万・四〇〇八〉
きびづか‐こふん【吉備塚古墳】
奈良市高畑町、奈良教育大学構内にある古墳。古墳時代後期のもので、直径約25メートル。 [補説]吉備真備の墓と伝えられていたが、平成14年(2002)開始の調査により6世紀までさかのぼることが明ら...
きぶん‐てんかん【気分転換】
今までとは別の気分になること。気分を切り替えること。「—に散歩でもしないか」