ぬき‐ほん【抜(き)本】
1 書物からの書き抜きをまとめた本。抄本。 2 義太夫節の一部分を抜粋した本。丸本(まるほん)に対していう。
ぬかる‐み【泥濘】
雨や雪解けなどで地面がぬかっている所。「—に足を取られる」「—にはまる」
にょ‐いん【女院】
三后(さんごう)・准母(じゅんぼ)・女御(にょうご)・内親王などで、朝廷から特に「院」または「門院」の称号を受けた女性。平安時代、一条天皇のとき皇太后藤原詮子が出家の際に東三条院の院号を贈られた...
にゅうない‐すずめ【入内雀】
スズメ科の鳥。全長14センチくらい。スズメに似るが、背面の赤みが強く、ほおに黒い部分がない。ユーラシア東部に分布。夏は山林に生息し、冬は稲田に集まる。《季 秋》
にぶ・る【鈍る】
[動ラ五(四)] 1 鈍くなる。「刃が—・る」「勘が—・る」 2 力・勢いなどが弱まる。衰える。「動きが—・る」「腕が—・る」
にほん‐がみ【日本髪】
日本に古くからある女性の髪形の総称。特に、明治以降の洋髪に対して、丸髷(まるまげ)・島田髷・桃割れ・銀杏返(いちょうがえ)しなどをいう。
にほん‐きそろうかがっかい【日本基礎老化学会】
老化の基礎的研究の振興を目的とする学術団体。老化・加齢関連疾患・寿命制御機構の解明や健康寿命の延伸につながる生活習慣やシグナル系に興味をもつ研究者が集まる。昭和52年(1977)設立の日本基礎老...
にほう‐せい【二峰性】
時間の経過に伴う状態や数量の変化が二つの高まりをもつこと。医療の分野で、発熱などの症状が一度高まり、治まりかけたのちに再び高まることを指す。また、統計学の分野で、ある度数分布や確率分布の最頻値が...
にほんしほんしゅぎ‐ろんそう【日本資本主義論争】
昭和2〜12年(1927〜37)ころ、日本のマルクス主義理論家の間で、革命戦略と日本資本主義の性格規定をめぐり行われた一連の論争。労農派と講座派が戦略論争・封建論争を闘わせ、日本の社会科学の発展...
にほん‐きょうさんとう【日本共産党】
マルクス‐レーニン主義を指導理論とする日本の共産主義政党。大正11年(1922)コミンテルン日本支部として結成。非合法組織として激しい弾圧の下に地下運動を続けたが、昭和20年(1945)合法政党...