こうい‐ばら【更衣腹】
更衣から生まれた皇子や皇女。「—といはれ給ひしけぢめにこそはおはすめれ」〈源・薄雲〉
こう‐うん【高運】
[名・形動ナリ]きわめてよい運に恵まれていること。また、そのさま。幸運。「道の冥加(みゃうが)なり。—なり」〈徒然・二三八〉
こうかがく‐スモッグ【光化学スモッグ】
太陽からの紫外線などによる光化学反応で、大気中のオキシダントなどの濃度が高まって発生するスモッグ。多くは、自動車の排気ガスなどに含まれる炭化水素や窒素酸化物が反応して生じる。人体・動植物に有害。
こうかい‐がた【降海型】
湖や河川で生まれ、海に下って成長する魚の生態型。サケ・マスなどに見られ、産卵の際は遡河(そか)する。
こうこうちゅうきゅうさいぼうしつ‐こうたい【抗好中球細胞質抗体】
自己抗体の一つ。好中球の顆粒に含まれる酵素と結合して好中球を過剰に活性化させ、血管炎を誘発する。ANCA(anti-neutrophil cytoplasmic autoantibody)。→A...
こう‐けつ【膏血】
《「宋史」王禹偁伝から》人の脂と血。苦心して得た収益のたとえ。「生活に揉まれ、人々の—に塗(まみ)れ」〈小林秀雄・無常といふ事〉
こうぎょう‐けん【興行権】
脚本・楽譜・映画などの上演・演奏・上映をする独占的な権利。著作権の中に含まれる。また、一般に営利を目的とした興行についての権利。
こうげん‐せんい【膠原線維/膠原繊維】
結合組織を構成する線維の一種。コラーゲンからなり、腱・靭帯(じんたい)・骨などに多く含まれる。煮ると膠(にかわ)状になる。コラーゲン線維。
こう‐きょう【口峡】
咽頭(いんとう)の入り口部分で、軟口蓋(なんこうがい)の縁と舌根とで囲まれた狭い空間。
こうこう‐しょうごん【香光荘厳】
念仏三昧をたたえた言葉。香に染まると香気が漂うように、仏を念じて仏の智慧や功徳に包まれること。