しんむら‐いずる【新村出】
[1876〜1967]言語学者・国語学者。山口の生まれ。京大教授。ヨーロッパ言語理論の導入に努め、日本の言語学・国語学の確立に尽力。特に、国語史や語源、外来語、南蛮文化に関する考証など多方面にわ...
しん‐ぶよう【新舞踊】
新舞踊劇のこと。新舞踊劇がさまざまに発展していく過程でこの名称が生まれ、近年ではもっぱらこれが使われる。
ジンメル‐の‐とう【ジンメルの塔】
《Zimmertoren》ベルギー北部、アントウェルペン州の都市リールにある、天文時計がはめ込まれた塔。同地出身の時計職人ルイス=ジンメルが5年の歳月をかけて時計を製作し、1930年にベルギー独...
しんどう‐し【振動子】
振動を行う系。物体の機械的な振動のほか、電気回路や電磁場における電気的振動をする系も含まれる。単振動を行う質点の運動の系は調和振動子という。
シントラ【Sintra】
ポルトガル中西部の都市。観光保養地。首都リスボンの北西約20キロメートル、シントラ山地に位置する。森に囲まれた山中にシントラ宮殿や貴族の別荘があり、英国の詩人バイロンが「この世のエデン」と称えた...
しんばし‐いろ【新橋色】
やや緑がかった、くすんだ青。明治末から大正時代にかけて、東京新橋の芸者に好まれたことからの名。
しんり‐がく【心理学】
生物体の意識や行動を研究する学問。古くは形而上学の中に含まれ、精神や精神現象を問う学問であったが、19世紀以降実験的方法をとり入れて実証科学として確立。一般心理学・動物心理学・発達心理学・社会心...
すいぜんじ‐のり【水前寺海苔】
クロオコックス科の藍藻(らんそう)。きれいな淡水中に生える。細胞が寒天質に包まれ、不定形の群体をつくる。食用で養殖もされる。水前寺で発見され、付近の江津湖のものは天然記念物。《季 夏》
ずいきん【瑞金】
中国江西省南東部にある小都市。四方を山に囲まれた要害の地で、1931年、ここに中華ソビエト共和国臨時政府が樹立され、1934年まで中国共産党の根拠地となった。ロイチン。
すい‐がん【水癌】
栄養状態のひどく悪いときに化膿菌と腐敗菌との混合感染によって起こる重症の口内炎。歯肉や口角から壊疽(えそ)に陥る。近年はまれ。壊疽性口内炎。ノーマ。