せいたい‐しょくばい【生体触媒】
生物に由来する酵素やたんぱく質などによる触媒。広義には酵母などの微生物も含まれる。糖をエタノールに分解する発酵に関わる。
せいたい‐ぶんし【生体分子】
生体に含まれ、生命現象で重要なはたらきをもつ高分子の有機化合物の総称。たんぱく質・脂質・核酸・ホルモン・糖・アミノ酸などを指す。生体物質。
せいたい‐ひだ【声帯襞】
喉頭(こうとう)内の発声に関わるひだ。声門に張り出した粘膜に包まれたひだで、口側から見て前庭ひだの奥に位置する。声帯ひだ、および声門からなる発声器官を声帯という。声唇(せいしん)。
せいてき‐ぼうりょく【性的暴力】
暴力・脅迫などによる性行為や猥褻(わいせつ)行為。強姦や強制猥褻などのほか、DV(ドメスティックバイオレンス)では、避妊に協力しないことや中絶を強要するなどの行為も含まれる。性暴力。
せいとく‐かんねん【生得観念】
哲学で、人間が生まれながらにもっている観念。デカルトやライプニッツはこの観念の存在を主張したが、ロックは観念はすべて後天的に得られると説いた。本有観念。生具観念。
せい‐せい【生生】
[名](スル) 物が生まれ育つこと。しょうじょう。
[ト・タル][文][形動タリ]いきいきして活気があるさま。「—たる色と形とを具えた草木」〈西田・善の研究〉
せい‐へん【正編】
書物などの主要部分として編述されたもの。また、続編に対して、最初に編まれた書籍。本編。
せいぶつがくてき‐はんげんき【生物学的半減期】
人間や動植物の体内に取り込まれた物質が、代謝や排泄などでおよそ半量が体外に排出されるのに要する時間。多く、放射性物質や毒物・重金属など有害な物質についていう。生理的半減期。 [補説]放射性物質の...
せいぼつ‐ねん【生没年/生歿年】
生まれた年と死んだ年。生年と没年。
せいふ‐いいん【政府委員】
国会で、国務大臣の補佐や代理の答弁などを行った各省庁の職員。国会審議活性化法の成立で副大臣・政務官制度が創設されたのに伴い、平成13年(2001)に廃止されたが、代わってほぼ同等の補佐を行う官僚...