こう‐のう【後脳】
脊椎動物の脳の一部で、中脳と延髄に挟まれ、小脳と橋(きょう)とを合わせた部分。発生上、前脳・中脳・菱脳(りょうのう)に分かれたうち、菱脳の前半部で、のち小脳と橋とに分化する。→脳
こうとく‐ぬま【光徳沼】
栃木県日光市、戦場ヶ原の北にある沼。周囲約300メートル、湖面標高約1420メートル。沼はズミの低木に囲まれ、シラカバ・ミズナラなどの群落もある。
こう‐どく【咬毒】
ある種の動物の唾液(だえき)に含まれる毒。かみつくことで他の動物に毒を注入する。マムシ・ウミヘビ・ヒョウモンダコなどにみられる。
こうどう‐かがく【行動科学】
人間の行動を実証的に研究し、その法則性を明らかにしようとする科学の領域。心理学・社会学・人類学・精神医学などが含まれ、総合化・学際化などを特徴とする。
こう‐とう【喉頭】
呼吸器の一部。上方は咽頭(いんとう)、下方は気管に連なる部分。軟骨に囲まれており、声帯がある。
こうどう‐しゅぎ【行動主義】
1 科学的心理学は外部から観察し観測できる行動だけを研究対象とすべきだ、という主張。1913年、米国のワトソンによって唱えられ、従来の主観的な内観主義を排して心理学を科学化する働きをした。 2 ...
こうとう‐ちゅう【鉤頭虫】
鉤頭虫綱の袋形動物の総称。体は細長く扁平で、体長数ミリ〜数センチ。頭の先端に多くの鉤(かぎ)の並ぶ吻(ふん)があり、これで動物の腸壁に寄生。豚やネズミに寄生するものが、まれに人体内に入り込む。中...
こう‐の‐とり【鸛】
1 コウノトリ科の鳥。全長約1.1メートル。全身白色で、風切り羽とくちばしが黒い。松などの樹上に巣を作り、姿がタンチョウに似るため「松上の鶴」として誤って描かれた。東アジアに分布。日本では特別天...
こうや‐さん【高野山】
和歌山県北東部の山地。標高1000メートル内外の山に囲まれた準平原。真言宗の総本山金剛峰寺(こんごうぶじ)と門前町の高野町(こうやちょう)がある。平成16年(2004)「紀伊山地の霊場と参詣道...
高木(こうぼく)は風(かぜ)に折(お)らる
高い木ほど風当たりが強く折れやすい。地位や名声の高い人ほど他からねたまれて身を滅ぼしやすいことのたとえ。