くさえ‐の‐さか【孔舎衛坂】
大阪府と奈良県との境、生駒山地を越える坂。神武天皇東征の際、兄の五瀬命(いつせのみこと)が負傷したという地。孔舎衙坂(くさかざか)。
くく・む【銜む/含む】
[動マ五(四)] 1 口の中にふくむ。「例の—・んだような言語(ものいい)までが」〈二葉亭訳・夢かたり〉 2 表面に加えもつ。ふくむ。「緊笑(しめわら)いにも愛嬌を—・んで」〈二葉亭・浮雲〉 ...
きんぶ‐じんじゃ【金峰神社】
奈良県吉野郡吉野町にある神社。祭神は金山毘古命(かなやまびこのみこと)。中世修験道とともに栄えた。鉱山の守護神。平成16年(2004)「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産(文化遺産)に...
きりしま‐じんぐう【霧島神宮】
鹿児島県霧島市にある神社。旧官幣大社。主祭神は天津日高彦火瓊瓊杵尊(あまつひたかひこほのににぎのみこと)。
くさなぎ【草薙】
静岡市の地名。日本武尊(やまとたけるのみこと)の草薙剣(くさなぎのつるぎ)の伝説地。草薙神社がある。
きづき‐の‐みや【杵築宮】
高皇産霊神(たかみむすひのかみ)が大国主命(おおくにぬしのみこと)のために建てたといわれる殿舎。現在の出雲大社の起こりと伝える。
きね【巫/巫覡】
神に仕える人。神官や巫女(みこ)。「あしひきの山のさかきはときはなる影に栄ゆる神の—かな」〈拾遺・神楽歌〉
きぬた‐こつ【砧骨】
耳小骨の一。鐙骨(あぶみこつ)と槌骨(つちこつ)の間にある。ちんこつ。
しん‐りょ【神慮】
神のおぼしめし。神のみこころ。転じて、天子の心。天意。
きょとん
[副]びっくりしたり、事情がのみこめなかったりして、目を見開いてぼんやりしているさま。「突然声をかけられて—とする」「—とした顔」