みすず‐かる【水篶刈る】
[枕]篠竹が信濃(しなの)に多く産するところから、「信濃」にかかる。「—信濃ゆ甲斐ゆ遠長く」〈賀茂翁家集〉 [補説]賀茂真淵が「水薦苅(みこもかる)」を「水篶苅」の誤りとしたことによる語。→みこもかる
みこと‐のり【詔/勅】
《「御言宣(みことのり)」の意》 1 天皇の言葉。仰せ言。大御言(おおみこと)。 2 古文書の様式の一。天皇の命令を直接に下す文書。養老令の公式令(くしきりょう)には詔と勅の二つの様式が規定され...
おおくにぬし‐の‐みこと【大国主命】
素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子、または6世の孫とされ、出雲大社の祭神。少彦名神(すくなびこなのかみ)とともに、中つ国の経営を行ったが、天照大神(あまてらすおおみかみ)の使者が来ると国土を献上し...
さかつらいそさき‐じんじゃ【酒列磯前神社】
茨城県ひたちなか市にある神社。祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)で、大己貴命(おおなむちのみこと)を配祀。酒列明神。
おおなむち‐の‐かみ【大己貴神/大穴牟遅神】
大国主命(おおくにぬしのみこと)のこと。大己貴命(おおなむちのみこと)。
おおやまつみ‐の‐かみ【大山祇神/大山津見神】
山をつかさどる神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の子。大山祇命(おおやまつみのみこと)。
おおとり‐じんじゃ【鷲神社】
東京都台東区にある神社。祭神は天之日鷲命(あめのひわしのみこと)、日本武尊(やまとたけるのみこと)。11月の酉(とり)の市で有名。→酉の市
おおげつひめ‐の‐かみ【大宜都比売神/大気都比売神】
食物をつかさどる女神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の子。素戔嗚尊(すさのおのみこと)が食物を求めたとき、鼻・口・尻から食物を取り出して奉ったため、怒った尊に殺されたが、その死体から蚕および五穀が...
つつこわけ‐じんじゃ【都都古別神社】
福島県東白川郡棚倉町馬場にある神社。主祭神は都都古別神(味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと))で日本武尊(やまとたけるのみこと)を配祀。
福島県東白川郡棚倉町八槻にある神社。祭神は
と同じ。
うらにわ‐の‐かみ【卜庭の神】
卜占(ぼくせん)をつかさどる神。太詔戸命(ふとのりとのみこと)と櫛真知命(くしまちのみこと)の二神で、延喜式にみえる。卜部の神。