すせり‐びめ【須勢理毘売】
古事記・風土記にみえる女神。須佐之男命(すさのおのみこと)の娘。大国主神が須佐之男命から科せられた種々の試練を助け、その妻となる。
すめ‐みおや【皇御祖】
天皇の先祖、すなわち歴代の天皇やその母親。また、特に、皇祖の天照大神(あまてらすおおみかみ)のこと。「天豊財重日足姫(あめとよたからいかしひたらしひめ)の天皇を称(まう)して—の尊(みこと)と曰...
せい‐しょう【聖詔】
天子のみことのり。
せい‐か【制可】
[名](スル)《「制」はみことのりの意》天皇が許可を与えること。勅許。
せい‐えつ【請謁】
1 貴人に面会を願うこと。 2 権力者に頼みこむこと。
すめろ‐ぎ【天皇】
《「すめろき」とも》「すめらぎ」に同じ。「—の食(を)す国なれば命(みこと)持ち立ち別れなば後れたる君はあれども」〈万・四〇〇六〉
そしまり【蘇志摩利】
雅楽。高麗楽(こまがく)。高麗双調の中曲。舞は四人舞。舞人は蓑笠(みのかさ)をつけ、高天原(たかまがはら)を追われた素戔嗚尊(すさのおのみこと)の苦難を写すという。長久楽。蘇尸茂利(そしもり)。
そ・める【染める】
[動マ下一][文]そ・む[マ下二] 1 染料などを使って色をつける。また、しみこませて色や模様をつける。「髪を—・める」「セーターを赤く—・める」 2 光などが、あたりの色を変える。ある色にする...
たけみかづち‐の‐かみ【武甕槌神/建御雷神】
日本神話で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が火神を切り殺したとき、剣に付着した血から化生(けしょう)した神。経津主神(ふつぬしのかみ)とともに、葦原の中つ国に派遣され、国譲りの交渉に成功。また、神...
たかちほ‐の‐みや【高千穂宮】
日本神話で、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)から神武天皇東征までに置かれた、九州日向(ひゅうが)の皇居。