はな‐の‐じょうざ【花の定座】
連歌・連句で、一巻(ひとまき)のうち、花の句を詠みこむ箇所。歌仙では、初裏(しょうら)の11句目と名残(なごり)の裏の5句目の2か所。百韻では、初裏・二の裏・三の裏のそれぞれ13句目と名残の裏の...
ね‐す・む【寝住む】
[動マ四]ずっと一緒に暮らす。「年を経て君をのみこそ—・みつれ異腹(ことはら)にやは子をばうむべき」〈拾遺・物名〉
ねじり‐はちまき【捩り鉢巻(き)】
[名](スル) 1 手ぬぐいをねじって頭に巻き、額で結んだ鉢巻き。ねじはちまき。「—して御輿(みこし)をかつぐ」 2 (比喩的に)集中して物事に取り組むさま。一生懸命にするさま。「—で勉強する」
ねり‐こ・む【練(り)込む】
[動マ五(四)] 1 練り歩いて入りこむ。「お神輿(みこし)が神社へ—・む」 2 練って中に入れる。「パン生地にバターを—・む」
ね‐の‐くに【根の国】
死者の霊が行くとされた地下の世界。黄泉(よみ)。根の堅洲(かたす)国。「今、詔(みことのり)を奉りて—に就(まか)りなむとす」〈神代紀・上〉
のこ・す【残す/遺す】
[動サ五(四)] 1 あとにとどめておく。残るようにする。「放課後まで生徒を—・す」「メモを—・して帰る」 2 もとのままにしておく。「昔の面影を—・す」「武蔵野の自然を—・す地区」 3 全体の...
のぼの【能褒野】
三重県鈴鹿市の西方から亀山市にかけての台地の古称。日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の帰途死去したといわれる地。
喉元(のどもと)過(す)ぎれば熱(あつ)さを忘(わす)れる
熱いものも、飲みこんでしまえばその熱さを忘れてしまう。転じて、苦しい経験も、過ぎ去ってしまえばその苦しさを忘れてしまう。また、苦しいときに助けてもらっても、楽になってしまえばその恩義を忘れてしまう。
のど【喉/咽/吭】
《「のんど」の音変化》 1 口腔の奥の、食道と気管に通じる部分。咽喉(いんこう)。「御飯が—につかえる」「—まで出かかった言葉をのみこむ」 2 頸部(けいぶ)の前面。のどくび。「剣で—を突く」 ...
のこ・る【残る/遺る】
[動ラ五(四)] 1 あとにとどまる。「会社に—・って仕事をかたづける」 2 取り去ったり使ったりしたあとに、なくならないである。「弁当が数人分—・る」「まだ時間は—・っている」 3 消えないで...