み‐さお【水棹】
《「みざお」とも》水底にさして、舟を操ったり、苫(とま)をかけたりするのに使うさお。
み‐さかり【真盛り/方】
[名・形動ナリ]《「みざかり」とも》ちょうどさかりであること。まっさかり。「豊玉姫、—に産(こう)むとき竜になりぬ」〈神代紀・下〉
み‐ざくら【実桜】
1 桜の実。さくらんぼう。《季 夏》「—や立ちよる僧もなかりけり/蕪村」 2 実をとるために栽培される桜。セイヨウミザクラなど。また、オウトウの別名。
み‐ざま【見様】
はたから見たようす。外見。「など、ここのさまも、—も例ならぬ」〈落窪・一〉
み‐ざま【身様】
身のありさま。からだつき。「古めかしき御—にて立ち並び顔ならむも」〈源・若菜下〉
み‐ざめ【見醒め】
長く見ているうちに趣が薄れること。次第に見劣りがすること。「ああ云う派出(はで)な着物は、…遠くから見て、—がしない」〈漱石・野分〉
ミザリー【misery】
みじめさ。悲惨。また、窮乏。
み‐ざる【見猿】
三猿(さんえん)の一。見まいとして両手で両眼をおおう猿の像。
見猿(みざる)聞(き)か猿(ざる)言(い)わ猿(ざる)
両手でそれぞれ、両目・両耳・口をふさいだ3匹の猿の像。余計なことは見ない、聞かない、言わない、ということを表す。→三猿(さんえん)
ミザントロープ【(フランス)Le Misanthrope】
⇒人間嫌い