みずかけ‐ろん【水掛(け)論】
両者が互いに自説にこだわって、いつまでも争うこと。また、その議論。互いに自分の田に水を引こうと争うことからとも、水の掛け合いのように勝敗の決め手のない論争の意からともいう。
みず‐かげ【水陰】
水辺の物陰。
みず‐かげ【水影】
1 水面に映る物の姿。また、姿を映している水面。 2 水面の照り返し。
みずかげ‐ぐさ【水陰草】
1 水辺の物陰に生えた草。和歌では多く天の川をいう。「天の川—の秋風になびかふ見れば時は来にけり」〈万・二〇一三〉 2 稲の古名。〈日葡〉
みず‐かげん【水加減】
料理などで、水を入れる分量の程度。水の入れぐあい。「炊飯の—」
みず‐かさ【水嵩】
川・湖・池などの水の量。水量。みかさ。「雨で川の—が増す」
みず‐かね【水銀】
《後世は「みずがね」とも》「すいぎん(水銀)」に同じ。「節ごとに—の露すゑさせて」〈宇津保・国譲上〉
みずかね‐の‐かす【水銀の滓】
「はらや」に同じ。〈和名抄〉
みず‐かび【水黴】
ミズカビ目ミズカビ属の菌類の総称。水中で生活し、動植物の死体などに生え、毛状の菌糸体を伸ばす。
みず‐かぶり【水被り】
宮城県登米(とめ)市北部、米川地区で毎年2月に行われる火伏せの祭り。顔に煤(すす)を塗り身体に注連縄(しめなわ)を巻いた男らが、水を浴びながら町をねり歩く。見物人は装束の藁(わら)を引き抜き、各...