みせ‐ごしらえ【店拵え/見世拵え】
店のつくりぐあい。店の構え。店つき。「老舗らしい—」
みせ‐さき【店先/見世先】
店の前。また、そのあたり。店頭。「—につき駐車お断り」「—渡し」 [補説]書名別項。→店頭
みせさき【店頭】
森荘已池(もりそういち)の処女小説、および同作を表題作とする作品集。昭和15年(1940)刊行。表題作のほか「氷柱(つらら)」「近郊盗人伝」などを収録。
みせさし‐どき【店鎖し時】
店の戸をおろす時刻。夕方。みせさしごろ。みせさしじぶん。「うかうか話して、あれ—」〈浄・女腹切〉
みせ‐ざや【見せ鞘】
腰刀の鞘を覆う布製の袋。鞘尻より長く作り、先を折り下げて用いる。提げ鞘。
みせ‐ざらし【店晒し】
「棚晒(たなざら)し」に同じ。「ほこりをかぶった—の品」
みせ‐しめ【見せしめ】
《「しめ」は使役の助動詞「しむ」の連用形から》それにこりて、本人あるいは他の人が同じような悪いことをしないように厳しく罰して見せること。こらしめ。「—のために処罰する」
みせ‐じまい【店仕舞(い)/見世仕舞(い)】
[名](スル) 1 店をたたんで廃業すること。商売をやめること。閉店。「営業不振で—する」⇔店開き。 2 その日の営業を終えて、店をしまうこと。閉店。「九時に—する」⇔店開き。
みせ‐じょろう【見世女郎】
1 上方の遊郭で、遊女の階級の下等のもの。店先の格子の中に座って客を引いた。端女郎(はしじょろう)。 2 江戸吉原の遊郭で、張見世に出た女郎。
ミセス【Mrs.】
《mistressの略》 1 既婚女性の姓または姓名の前に付ける敬称。夫人。 2 既婚の女性。夫人。奥様。