みやづ‐ぶし【宮津節】
京都府の民謡。宮津市付近の酒盛り歌。元禄(1688〜1704)のころから花柳界で歌われたものという。
みやづ‐わん【宮津湾】
京都府北部、丹後半島東南側にある湾。若狭(わかさ)湾西端にあり、南西の湾奥部では天橋立(あまのはしだて)の砂嘴(さし)によって阿蘇海(あそかい)が形成されている。海岸美にすぐれ、丹後天橋立大江山...
みや‐で【宮出】
宮中に出入りすること。宮中に出仕すること。「夢(いめ)にだに見ざりしものをおほほしく—もするか佐日の隈廻(くまみ)を」〈万・一七五〉
みや‐でら【宮寺】
⇒神宮寺(じんぐうじ)
みやとこ‐しつげん【宮床湿原】
福島県南西部、南会津町にある湿原。標高850メートルの湿原で、ミズバショウ・ザゼンソウ・ワタスゲ・ニッコウキスゲなどが群生する。また、低層・中間・高層の各湿原の発達を一か所で観察できる。都道府県...
みやと‐じま【宮戸島】
宮城県中部、松島湾入口にある陸繋島(りくけいとう)。湾内にあるおよそ260島のうち最大の島で、最高地点は標高106メートルの大高森(おおたかもり)。カキ・ノリの養殖が盛ん。島の南東端に嵯峨渓がある。
みや‐どころ【宮所/宮処】
1 皇居のある所。また、皇居。「藤原の—に幸(いでま)す」〈万・五〇・左注〉 2 神の鎮座する所。「松が根に浪(なみ)こす浦の—いつすみよしとあとをたれけん」〈続後撰・神祇〉
みやなが‐じけん【宮永事件】
昭和55年(1980)に日本で発覚したスパイ事件。元陸上自衛隊陸将補の宮永幸久が数年にわたり、防衛庁中央資料隊の後輩らから入手した秘密情報を旧ソ連大使館付武官に渡していた。宮永は自衛隊法の守秘義...
みや‐ぬし【宮主】
⇒みやじ(宮主)
みやのうら‐だけ【宮之浦岳】
鹿児島県、屋久島の中央部にある山。標高1936メートルで、九州地方の最高峰。中腹に屋久杉、山頂には屋久笹が茂る。