むし‐ばら【虫腹】
寄生虫によって起こる腹痛。
むし‐パン【蒸(し)パン】
イーストかベーキングパウダーを入れた生地を蒸したパン。玄米パンなど。
むしひき‐あぶ【虫引虻】
双翅(そうし)目ムシヒキアブ科の昆虫の総称。体にとげ状の毛が散在し、口吻(こうふん)は鋭く、刺すのに適する。枝葉の上で小昆虫を捕らえ、体液を吸う。シオヤアブ・アオメアブなど。
むし‐ピン【虫ピン】
昆虫などを標本箱に固定するときなどに用いる針。昆虫針。
むし‐ふうじ【虫封じ】
子供に虫気(むしけ)が起こらないように、まじなうこと。また、そのための護符(ごふ)。
むし‐ぶえ【虫笛】
歌舞伎で、虫などの声を表す擬音用の笛。多く竹製で、小道具方が扱う。
むし‐ぶすま【蒸し衾】
蒸すように暖かくて柔らかい夜具。一説に、「むし」は蚕の意で絹の夜具とも、また、苧麻(からむし)の繊維の布で作った夜具のことともいう。「—なごやが下に臥せれども妹(いも)とし寝ねば肌し寒しも」〈万...
むし‐ぶろ【蒸(し)風呂】
四方を密閉し、湯気でからだを蒸し温める風呂。サウナ風呂など。かまぶろ。かまゆ。からぶろ。「—のような暑さ」
むし‐ぶんれつ【無糸分裂】
細胞分裂の際に核の中に紡錘体や染色体などが形成されることなく、核が単純にくびれて2分裂される分裂法。有糸分裂に対していい、変性した細胞の退行現象とされる。直接分裂。
むし‐へん【虫偏】
漢字の偏の一。「蚊」「蝶(ちょう)」などの「虫」の称。