らん‐よう【濫用/乱用】
[名](スル)一定の基準や限度を越えてむやみに使うこと。「カタカナ語を—する」「職権—」
らん‐そ【乱訴/濫訴】
[名](スル)むやみに訴訟を起こすこと。
らん‐ぞう【濫造/乱造】
[名](スル)質にかまわずむやみに多く造ること。濫製。「—された粗悪品が出回る」「粗製—」
らん‐しゅつ【濫出】
[名](スル)むやみに持ち出すこと。「有用の物を外国へ—するを禁じ」〈公議所日誌一三〉
よこ‐ずき【横好き】
じょうずでもないのに、むやみに好むこと。「下手(へた)の—」
らん‐かく【濫獲/乱獲】
[名](スル)鳥獣や魚類をむやみにとること。「—した結果、絶滅した鳥」
らい‐どう【雷同】
[名](スル)《「礼記」曲礼上から。雷の音に応じて万物が響く意》自分自身の考えをもたず、むやみに他人の説や行動に同調すること。「付和—」「卑屈の気風に制せられ其気風に—して」〈福沢・学問のすゝめ〉
らん‐くつ【濫掘/乱掘】
[名](スル)地下資源などを、計画も立てずむやみに掘ること。また、略奪のために埋蔵物を掘り起こすこと。「石炭を—する」「—された古墳」
らん‐さく【濫作/乱作】
[名](スル)質を考えずにむやみに多く作ること。「内容のない小説を—する」
めた
[副]度を越えてはなはだしいさま。むやみに。やたらに。「今年は、—水に祟る歳だのう」〈藤村・旧主人〉