むやく‐し・い【無益しい】
[形][文]むやく・し[シク]くやしい。腹立たしい。「あはは—・い、五十男の…爺様に好う思われたとて」〈露伴・椀久物語〉
む‐やま【共有山】
(佐渡で)共有の山林。
むやみ【無闇/無暗】
[名・形動] 1 結果や是非を考えないで、いちずに物事をすること。また、そのさま。「—な約束はしない方がよい」「なぜそんな—をした」〈漱石・坊っちゃん〉 2 物事の状態が度を超えて甚だしいさま。...
むやみ‐やたら【無闇矢鱈】
[名・形動]「むやみ」を強めた言い方。「—に練習しても効果がない」
むや‐むや
[副]嫉妬(しっと)に悩みもだえるさま。「—修羅を燃(もや)して」〈円朝・真景累ヶ淵〉
むゆうおうこくのためのおんがく【夢遊王国のための音楽】
島田雅彦の中編小説。昭和59年(1984)第4回野間文芸新人賞受賞。同作を表題作とする作品集はほかに「スピカ、千の仮面」を収める。
むゆう‐げ【無憂華】
《(梵)aśokaの訳。悲しみがない意。阿輸迦と音写》ムユウジュの花。インドの文学では瑞兆を表すのに用いられる。むうげ。
むゆうごう‐せいしょく【無融合生殖】
⇒無配生殖
むゆう‐じゅ【無憂樹】
マメ科の常緑高木。インドなどに産する。葉は羽状複葉で、若葉は紅色。4枚の萼(がく)が花びら状をし、黄から橙・赤色に変わる。摩耶夫人(まやぶにん)が藍毘尼園(らんびにおん)のこの樹下で釈迦を安産し...
むゆう‐びょう【夢遊病】
睡眠の途中で起き上がってした動作を何も記憶していない病的症状。睡眠時遊行症。夢中遊行症。夢遊症。