めくり‐カルタ【捲りカルタ】
1 江戸後期、天明(1781〜1789)のころに流行したカルタ。また、それを用いて行う賭博(とばく)。48枚の札を1枚ずつめくり、手札との組み合わせなどで点数を競う。めくり札。 2 花札のこと。
めくり‐ごよみ【捲り暦】
毎日1枚ずつめくっていく暦。日めくり。
めくり‐ふだ【捲り札】
1 めくりカルタの異称。 2 花札やトランプで、めくるために場の中央に伏せて積んでおく札。
目(め)眩(く)・る
1 目まいがする。目がくらむ。「見るに、—・るる心ぞする」〈かげろふ・上〉 2 分別に迷う。「欲に—・れ、訴人せしを」〈浄・烏帽子折〉
めく・る【捲る】
[動ラ五(四)]《「まくる」の音変化》 1 おおっているものをはがす。「布団を—・る」 2 上に重なっているものをはがすように上げる。「本のページを—・る」 [可能]めくれる
め‐くるめ・く【目眩く】
[動カ五(四)]目がくらむ。めまいがする。「—・く心地がする」
めくるめくせかい【めくるめく世界】
《原題、(スペイン)El mundo alucinante》アレナスの長編小説。1969年刊。18世紀から19世紀頃に実在した異端の怪僧、セルバンド=デ=ミエルの波乱に満ちた生涯をモチーフとする...
めく・れる【捲れる】
[動ラ下一]めくったようになる。まくれる。「シーツが—・れている」
メクレンブルク‐フォアポンメルン【Mecklenburg-Vorpommern】
ドイツ北東部の州。州都はシュウェーリン。1949年から1990年まで旧東ドイツに属した。バルト海に面し、ロストック、シュトラルズント、ウィスマールなどの港湾都市が多い。
め‐くわ・す【眴す】
[動サ下二]《「めぐわす」とも》目くばせをする。「—・せたてまつらましかば、こよなからましものを」〈源・竹河〉