たち‐ずみ【立(ち)炭】
三炭(さんたん)の一。夜咄(よばなし)の茶事で、ひと通りの茶事が終わったあと、客をもう少しひきとめる意味で、亭主が炉に二つ三つの炭をつぎたすこと。これを機会に客は席を立つ。止め炭。
た‐たん【他端】
他のはし。もう一方のはし。
たち‐こ・える【立(ち)越える】
[動ア下一][文]たちこ・ゆ[ヤ下二] 1 越える。過ぎていく。「国境(くにざかい)の峠を—・える」「一身の利害を—・える」 2 まさる。すぐれる。「外の姫たちに—・えて美しとおもうところもなく...
たたみ‐か・ける【畳み掛ける】
[動カ下一][文]たたみか・く[カ下二] 1 相手に余裕を与えないように、立て続けに行う。「—・けて質問する」 2 たたもうとする。たたみ始める。「洗濯物を—・けてやめる」
だ‐ざけ【駄酒】
味や質のよくない酒。「—でもうちくらって、唐辛子をかっ噛(かじ)り」〈浄・五枚羽子板〉
た‐しゃ【多謝】
[名](スル) 1 厚く礼を述べること。「多年の御厚誼に—する」 2 深くおわびすること。書簡文などで多く用いる。「妄言(もうげん)—」
たたき‐わけ【叩き別け】
等分に分けること。山分け。「利徳(もうけ)は茶屋と—」〈魯文・安愚楽鍋〉
とく・する【得する/徳する】
[動サ変][文]とく・す[サ変]利益を得る。もうける。「一万円—・した」
とく‐よう【徳用/得用】
[名・形動] 1 値段のわりに利益のあること。安くて得なこと。また、そのさま。「—な(の)洗剤」「—品」 2 徳があり、応用の才を備えていること。「汝は坐道場の—を備へたり」〈盛衰記・一〉 3 ...
ひと‐ふんべつ【一分別】
ちょっと考えてみること。ひと思案。一考。「もう—あっていいところだ」