もがみ‐がわ【最上川】
山形県を貫流する川。吾妻山群に源を発し、米沢・山形・新庄各盆地を北流し、庄内平野の酒田市で日本海に注ぐ。長さ約229キロ。富士川・球磨川と並ぶ日本三急流の一。古くから舟運が盛ん。
もがみがわ‐ふなうた【最上川舟唄】
山形県の民謡。最上川の船頭たちがうたった舟唄。
もがも
[終助]《終助詞「もが」+終助詞「も」から。上代語》名詞、形容詞および助動詞「なり」の連用形、副詞、助詞に付く。上の事柄の存在・実現を願う意を表す。…があればいいなあ。…(で)あってほしいなあ。...
もがも‐な
[連語]《「な」は終助詞》「もがも」に同じ。「河上(かはのへ)のゆつ岩群(いはむら)に草生(む)さず常に—常娘女(とこをとめ)にて」〈万・二二〉
もがも‐や
[連語]《「や」は終助詞》「もがも」に同じ。「天(あま)飛ぶや鳥に—都まで送りまをして飛び帰るもの」〈万・八七六〉
もがも‐よ
[連語]《「よ」は終助詞》「もがも」に同じ。「妹(いも)が寝(ぬ)る床のあたりに岩ぐくる水に—入りて寝まくも」〈万・三五五四〉
もがり【殯】
《「も(喪)あ(上)がり」の音変化か》「荒城(あらき)」に同じ。「今城(いまき)谷の上に、—を起てて収む」〈斉明紀〉
もがり【虎落】
《語源未詳。中国で粗い割り竹を組んで作った垣をいう「虎落」の用字を転用したもの》 1 竹を筋違いに組み合わせ、縄で結び固めた柵(さく)や垣根。 2 特に紺屋で、枝つきの竹を立て並べ、物を掛けて干...
もがり【強請/虎落】
《動詞「もがる」の連用形から》ゆすり。たかり。「おそろしき—どもにかたられ」〈浮・織留・一〉
もがり‐だけ【虎落竹】
もがりに用いる竹。