へし【圧し】
[名]《動詞「へ(圧)す」の連用形から》 1 圧力を加えること。押すこと。また、おもし。 2 手加工用鍛造工具の一。熱した金属に当ててハンマーでたたき、平らにならしたり、穴をあけたりするのに用...
へい‐ばん【平板】
[名・形動] 1 平らな板。特に、平板測量で用いる木製の平らな板。 2 変化に乏しく、おもしろみのないこと。また、そのさま。「盛り上がりに欠ける—な文章」 [派生]へいばんさ[名]
ベージュ【(フランス)beige】
薄くて明るい茶色。漂白も染色もしていない羊毛のような色。
ふる‐みや【古宮】
1 古い宮殿。年を経た御殿。「この—の梢は、いとことにおもしろく」〈源・総角〉 2 年老いて世間から忘れられた親王。「そのころ、世に数まへられ給はぬ—おはしけり」〈源・橋姫〉
ふり‐む・く【振(り)向く】
[動カ五(四)] 1 顔やからだを後方へ向ける。振り返って見る。「呼ばれて—・く」 2 その方へ注意を向ける。関心を寄せる。「安物には—・きもしない」 [動カ下二]「ふりむける」の文語形。
頰返(ほおがえ)しが付(つ)か◦ない
どうしようもない。なすすべがない。「もしものことがあった日にや、—◦ねえ訳になりまさあ」〈漱石・草枕〉
ふにん‐しゅじゅつ【不妊手術】
生殖腺を除去することなしに、生殖を不能にする手術。精管や卵管の結紮(けっさつ)もしくは切断などの方法を用いる。日本では母体保護法に基づき、一定の条件のもとに認められている。→パイプカット
ふみ‐つくり【文作り】
漢詩を作ること。また、その人。「—韻塞(ゐんふたぎ)などやうのすさびわざどもをもしなど」〈源・賢木〉
ふな‐ずし【鮒鮨】
熟(な)れ鮨の一種。鮒を塩漬けにしたあと、塩を洗って米飯と交互に漬け込み、重石(おもし)をして自然発酵させたもの。琵琶湖の名産。《季 夏》「—や彦根の城に雲かかる/蕪村」
冬(ふゆ)立(た)・つ
暦の上で冬になる。立冬になる。《季 冬》「今日ぞ—・つ日なりけるもしるく」〈源・夕顔〉