やす・い【易い】
[形][文]やす・し[ク]《「安い」と同語源》 1 行うのがやさしい。たやすい。「言うだけならいとも—・いことだ」 2 動詞の連用形に付く。 ㋐そうなりがちである。とかく…する傾向にある。「壊れ...
やす‐うけあい【安請(け)合い】
[名](スル)よく考えもしないで、軽々しく引き受けること。「—して後悔する」
やす‐うり【安売り】
[名](スル) 1 普通より安い値段で売ること。「冬物を—する」 2 貴重なものとして扱うべきものを気軽に与えること。「親切の—」
やすかた【安方】
「善知鳥(うとう)安方」に同じ。「歌ふ声にも血の涙、子は—のさへづりや」〈浄・阿波鳴渡〉
安(やす)かろう悪(わる)かろう
値段が安ければそれだけ質が落ちるであろう。安い物によい物はない。 [補説]「悪かろう安かろう」とは言わない。
やす‐がわ【野洲川】
滋賀県南東部、鈴鹿山脈の御在所山に源を発し、ほぼ西流して琵琶湖に注ぐ川。長さ61キロ。下流は三角州を形成し、放水路がある。
やすき【易き】
1 たやすいこと。楽なこと。「—に流れる」⇔難(かた)き。 2 安定した状態であること。「国を泰山の—に置く」
やすき‐くらい【安き位】
⇒安位(あんい)
易(やす)きに付(つ)・く
安易なほうを選ぶ。「—・いてばかりでは大成しない」
やすぎ‐ぶし【安来節】
島根県安来地方の民謡。酒席で歌われてきた騒ぎ歌で、江戸後期に出雲節が変化してできたものという。「どじょうすくい」の踊りを伴うことが多い。やすきぶし。