やっこどうじょうじ【奴道成寺】
歌舞伎舞踊。長唄・常磐津(ときわず)・富本。本名題「道成寺思恋曲者(どうじょうじこいはくせもの)」。文政12年(1829)江戸中村座初演。「京鹿子(きょうがのこ)娘道成寺」の変形で、狂言師が白拍...
やっこのこまん【奴の小万】
村上浪六の小説。明治25年(1892)刊。
やっこ‐はいかい【奴俳諧】
江戸前期、江戸で流行した奴詞(やっこことば)を用いて作った俳諧。六方俳諧。
やっこ‐ひげ【奴髭】
江戸時代、奴2などが生やした、鎌髭(かまひげ)。
やっこ‐もとゆい【奴元結】
白くて太い元結。芸者などが粋(いき)なものとして根掛けにも用いた。
やっこら‐さ
[感]力を入れるときや、骨が折れることをするときのかけ声。「そら引け、—、えんやらさ」 [副]力を入れて物事を行うさま。また、大儀そうに物事を行うさま。「—と階段をのぼる」