やらず‐の‐あめ【遣らずの雨】
帰ろうとする人をひきとめるかのように降ってくる雨。
やらず‐ぶったくり【遣らずぶったくり】
[連語]人に何も与えず、取り上げるばかりであること。
やらず‐もがな【遣らずもがな】
[連語]《動詞「や(遣)る」の未然形+打消しの助動詞「ず」の連用形+終助詞「もがな」》やらなくてよい。やるべきでない。「エラーで—の得点を許す」
やらせ【遣らせ】
テレビのドキュメンタリーなどで、事実らしく見せながら、実際には演技されたものであること。「—番組」
やら・せる【遣らせる】
[動サ下一][文]やら・す[サ下二]「やらす」に同じ。「次回は彼に—・せる」
やらせ‐レビュー【遣らせレビュー】
ECサイトや口コミサイトにおいて、利用者や購入者のふりをして書かれるカスタマーレビュー。特定の商品・サービスの評価を恣意的に操作することを目的としたもの。さくらレビュー。
ヤラッパ【(スペイン)jalapa】
ヒルガオ科の蔓性(つるせい)多年草。メキシコ東部原産。塊茎をもつ。地上茎はよく伸び、他物にからむ。夏、葉腋(ようえき)に紅紫色の花が咲く。
ヤラッパ‐こん【ヤラッパ根】
《(スペイン)jalapa》メキシコ東部原産の蔓性(つるせい)多年草ヤラッパの塊茎。カブに似て太く、乾燥させたものを峻下剤(しゅんげざい)に用いる。ヤラビ根。ヤラプ。
やら‐ぬ
[連語]《動作が完了する意の動詞「や(遣)る」+打消しの助動詞「ず」の連体形「ぬ」》動詞の連用形に付いて、その動作が終わっていない意を表し、次の名詞を修飾する。まだ…しきらない。多く、文語的慣用...
やら‐はらだち【やら腹立ち】
やたらに腹が立つこと。「欲しくばお前にやるわいなと—に門口へほれば」〈浄・歌祭文〉