あじき‐な・い【味気無い】
[形][文]あぢきな・し[ク]《「あずきなし」の音変化。「味気」は当て字》 1 「あじけない」に同じ。「—・い世の中」 2 乱暴である。不当である。「汝(いまし)甚だ—・し」〈神代紀・上〉 3 ...
わびし・い【侘しい】
[形][文]わび・し[シク] 1 ひどくもの静かでさびしい。「人里離れた—・い田舎」 2 心が慰められないさま。心細い。「ひとり—・く夕食をとる」「—・い下宿生活」 3 貧しくてあわれなさま。み...
せつ‐な・い【切ない】
[形][文]せつな・し[ク]《「ない」は接尾語》 1 悲しさや恋しさで、胸がしめつけられるようである。やりきれない。やるせない。「—・い思い」 2 からだが苦しい。「ああー・い、厭(いや)だと云...
くましろ‐たつみ【神代辰巳】
[1927〜1995]映画監督。佐賀の生まれ。成人映画において、性を描きながらも、男女間のやるせない情感をコミカルなタッチも交えつつ表現した。のちには一般映画も手がけた。代表作「赫(あか)い髪の...