やあ
[感] 1 驚いたときや不意に気づいたときに発する語。「—、これは驚いた」 2 突然または偶然に出会った人に呼びかけるときに発する語。「—、こんにちは」 3 気合いをこめるときに発するかけ声。ま...
やあい
[感] 1 遠くの者や目下の者などに対して発する呼びかけの語。おおい。「—、出てこい」 2 からかったり、はやしたてたりするときに発する語。「泣き虫、—、—」
やあ‐さん
《多く「ヤーさん」と書く》やくざのこと。やくざなどをさす語「やあ」に、おどけて接尾語の「さん」をつけたもの。
や‐あわせ【矢合はせ】
戦いを始める合図に、矢を双方から射合うこと。多くは鏑矢(かぶらや)を用いた。「橋の両方のつめに打っ立って—す」〈平家・四〉
やあ‐やあ
[感]《「やあ」を重ねた語》 1 男性が軽いあいさつに用いる語。「—、おめずらしい」 2 相手に念を押したり、注意をひいたりするために発する語。「—、それはまことか」〈謡・烏帽子折〉 3 応答す...
やあら
[感]驚いたときなどに発する語。「—、汝は言はせて置けば方量もない」〈虎寛狂・舎弟〉
やい
[感]目下の者などに呼びかけたり詰問したりするときや、人を強迫したりするときに発する語。おい。こら。「—小僧、こっちを向け」「—金を出せ」
やい
[終助]《間投助詞「や」+終助詞「い」から》体言や、活用語の終止形・命令形、助詞に付く。 1 相手に対し強く言い放ったり、強く呼びかけたりする意を表す。…よ。「そんなことではない—」「太郎冠者あ...
やい‐かがし【焼い嗅がし】
節分の夜、魔よけのためイワシの頭や臭気の強いものを焼いて串(くし)に刺し、家の入り口などに挿しておくもの。やっかがし。やいくさし。やきさし。
や‐いくさ【矢軍】
両軍が互いに矢を射合って戦うこと。また、その戦い。「相近付いて—をせんとすれば」〈太平記・九〉