ゆき‐の‐つどい【行きの集ひ】
大勢が行き集まること。また、その場所。「里人の—に泣く子なす」〈万・三三〇二〉
ゆき‐の‐はだ【雪の肌/雪の膚】
雪のように白く美しい女性の肌。ゆきのはだえ。
ゆき‐の‐はだえ【雪の肌/雪の膚】
「ゆきのはだ」に同じ。
ゆき‐の‐はな【雪の花】
1 雪を花にたとえていう語。《季 冬》 2 スノードロップの別名。
ゆき‐の‐やま【雪の山】
1 「ゆきやま1」に同じ。 2 「ゆきやま2」に同じ。 3 白髪をたとえていう語。「老い果てて—をばいただけど霜と見るにぞ身は冷えにける」〈拾遺・雑下〉 4 「雪山(せっせん)」を訓読みにした語...
ゆき‐は【行き端】
行った先。ゆくえ。いきは。「金の—をうち問はんと」〈浄・関取二代勝負付〉
ゆき‐はだ【雪肌/雪膚】
1 降り積もった雪の表面。 2 雪のように白い女性の肌。ゆきのはだ。
ゆき‐はな・る【行き離る】
[動ラ下二]離れてゆく。はなればなれになる。「生ける世に—・れ、隔たるべき中の契りとは思ひかけず」〈源・若菜上〉
ゆき‐はばか・る【行き憚る】
[動ラ四]行くのを遠慮する。行きかねる。「み吉野の高城(たかき)の山に白雲は—・りてたなびけり見ゆ」〈万・三五三〉
雪(ゆき)は豊年(ほうねん)の瑞(しるし)
雪が多く降るのは豊年の前兆であること。 [補説]万葉集・三九二五に「新(あらた)しき年の初めに豊の年しるすとならし雪の降れるは」とある。