よく‐じょう【欲情】
[名](スル) 1 物をほしがること。また、その心。欲心。「私はかつて年が若く、一切のものを—した」〈朔太郎・虚無の歌〉 2 異性の肉体を欲すること。また、その心。色欲の情。情欲。「—にかられる」
よく‐じょう【翼状】
鳥がつばさを広げた形。
よくじょう‐とっき【翼状突起】
蝶形骨(ちょうけいこつ)にある3対の突起の一つ。蝶形骨体と大翼の下面から下方に、ほぼ垂直に突出している。外側板と内側板からなる。
よくじょう‐へん【翼状片】
結膜の下にある組織が増殖して、角膜の上へ入り込む眼の病気。目頭側から半透明の膜が三角形状に伸びて、黒目の一部を覆うようになる。角膜の中央まで達すると視力が低下するため、手術で切除する。
よく‐じん【欲塵】
仏語。欲望が身体を悩ますことを、ちりにたとえていう語。煩悩(ぼんのう)のこと。
よくす【横臼】
《「よこうす」の音変化》低く横に平たい臼(うす)。「白檮(かし)の生(ふ)に—を作り」〈記・中・歌謡〉
よく・す【浴す】
[動サ五]「よく(浴)する」(サ変)の五段化。「菖蒲(しょうぶ)湯に—・す」「初夏の陽光に—・す」「先師の学恩に—・す」 [動サ変]「よく(浴)する」の文語形。
よく・する【善くする/能くする】
[動サ変][文]よく・す[サ変] 1 十分に手落ちなくする。巧みに行う。「詩文を—・する」 2 することができる。なしうる。「これだけの仕事は素人の—・するところでない」 3 (「よくしたもので...
よく・する【浴する】
[動サ変][文]よく・す[サ変] 1 水や湯を浴びる。入浴する。「温泉に—・する」 2 日光などをからだにあびる。「日光に—・する」 3 よいものとして身に受ける。こうむる。「文明の恩恵に—・する」
よく‐せい【抑制】
[名](スル) 1 おさえとどめること。「インフレを—する」 2 意識的な努力によって衝動やそれに伴う感情・思考をおさえつけること。