よ・す【寄す】
[動サ四]近づける。近よらせる。「庭に立つ麻手小衾(こぶすま)今夜(こよひ)だに妻—・しこせね麻手小衾」〈万・三四五四〉 [動サ下二]「よせる」の文語形。
よそ・える【寄える/比える】
[動ア下一][文]よそ・ふ[ハ下二] 1 他の物事にたとえる。なぞらえる。「人の一生を旅に—・える」 2 ことよせる。かこつける。口実にする。「付き合いに—・えて酒を飲む」 3 関係があるとする...
むか・える【迎える/邀える】
[動ア下一][文]むか・ふ[ハ下二]《「向かう」と同語源》 1 人の来るのを待ち受ける。「旧友を駅に—・える」「拍手で—・える」 2 呼んで、来てもらう。呼びよせる。「医者を—・える」 3 招い...
みずとりへ【水鳥へ】
《原題To a Waterfowl》米国の詩人・ジャーナリスト、ブライアントの詩集。1821年発表。別邦題「水鳥によせる」。
おび・く【誘く】
[動カ四]だましてさそう。また、引き寄せる。現代語では「おびきだす」「おびきよせる」など、複合して用いる。「客(てき)を—・くは日文(ひぶみ)の迎ひ」〈人・辰巳園・四・序〉 [補説]歴史的仮名遣...