より‐ね【寄(り)値】
⇒寄り付き値段
より‐ば【寄(り)場】
1 人の寄り集まる所。よせば。 2 魚の寄り集まる所。釣りのポイント。 3 江戸時代、米市の立つ所。米市場。 4 日雇い労働者と、日雇い仕事を斡旋(あっせん)する業者が集まる場所。よせば。
より‐びと【寄人】
1 「よりゅうど」に同じ。 2 「寄坐(よりまし)」に同じ。「—は今ぞ寄り来る」〈謡・葵上〉
より‐ふ・す【寄り臥す】
[動サ四]物に寄り添ってふす。もたれかかって寝る。「あくびおのれうちして—・しぬる」〈枕・二五〉
より‐ふね【寄り船】
遭難して海岸に漂着した船。「浦人これを見て、—あるやとて」〈浄・小袖そが〉
より‐ほか
[連語]⇒よりか
より‐ぼう【寄(り)棒】
寄り道具の一。刃物を払い落としたり、たたき伏せたりするのに用いる棒。
よりまさ【頼政】
謡曲。二番目物。世阿弥作。平家物語などに取材。旅僧の前に源頼政の霊が現れ、宇治川の合戦に敗れて、自害したありさまなどを語る。
より‐まし【寄坐/憑子/尸童】
《神霊の「寄り坐(ま)し」の意》修験者や巫子(みこ)が神降ろしをする際に、神霊を乗り移らせる童子や人形。
より‐み【寄(り)身】
相撲で、四つに組んで自分の体を相手につけ、前へ寄り進むこと。