しょう‐えん【荘園/庄園】
1 奈良時代から戦国時代にかけて存在した中央貴族や寺社による私的大土地所有の形態。また、その私有地。個人が開墾したり、他人からの寄進により大きくなった。鎌倉末期以後、武士に侵害されて衰え、応仁の...
しょうぎょう‐かくめい【商業革命】
15世紀末のヨーロッパ人によるアメリカ大陸発見と東インド航路開拓とを契機として起きた、世界貿易の構造の大変革。これにより、それまで地中海商業圏に局限されていた商業がアメリカ・アジア・アフリカへと...
シュコダル‐こ【シュコダル湖】
《Skadarsko jezero》モンテネグロとアルバニアの国境にある湖。バルカン半島の湖の中で最大のもので、面積は季節により370平方キロメートルから530平方キロメートルの間で変動する。モ...
しょくざい‐の‐ひ【贖罪の日】
ユダヤ教で、ユダヤ暦の正月10日、大祭司がみずからと全国民のために贖罪の儀式を行った日。現在は、悔い改めと神のゆるしを求める祈りの日。ヨーム‐キップール。
しょ‐こう【諸侯】
1 近世、諸大名をいう。→大名 2 古代中国で、天子から封土を受け、その封土内の人民を支配していた人。 3 封建時代のヨーロッパで、一定の支配地と臣下をもった領主階級。
じょおう‐きゅう【女王宮】
《The Rova》マダガスカルの首都アンタナナリボにある宮殿。市街南東部のアナラマンガの丘の上に位置する。19世紀半ば、メリナ朝の女王ラナバルナ1世により、四隅に塔を配したヨーロッパ風の建築様...
ショーム【shawm】
12〜17世紀のヨーロッパで用いられた木管楽器の一種。ダブルリードを有し、近東のスルナーイなどを起源とする。シャルマイ。
しょうわ‐きょうこう【昭和恐慌】
昭和5年(1930)から翌年にかけて日本で起こった恐慌。前年、ニューヨークのウォール街に始まったパニックがたちまち波及し、日本経済は危機的状態に陥った。
しょうじょ【少女】
《原題、(オランダ)Meisjeskopje》フェルメールの絵画。カンバスに油彩。縦44センチ、横40センチ。黒い無地を背景に、少女がこちらに顔を向けた姿を描いた作品。その構図や雰囲気から、「真...
しょうせつのほうほう【小説の方法】
伊藤整の評論。昭和23年(1948)刊行。私小説が中心だった当時の日本小説界の性格を、ヨーロッパの文学や生活習慣などの観点から考察したもの。