じゅうしょう‐しゅぎ【重商主義】
16世紀末から18世紀にかけて西ヨーロッパ諸国において支配的であった経済思想とそれに基づく政策。自国の輸出産業を保護育成し、貿易差額によって資本を蓄積して国富を増大させようとするもの。イギリスの...
じゆう‐の‐めがみ【自由の女神】
《the Statue of Liberty》ニューヨーク港内リバティー(旧称ベドロー)島にある女神像。米国の独立100周年を記念してフランス国民が贈呈したもので、1886年に落成。正式名は「世...
じゆうしそう‐か【自由思想家】
1 教会や聖書の権威にとらわれず、理性的見地から神を考察した17、8世紀のヨーロッパの理神論者たち。コリンズの「自由思想論」から、この名称が有名になった。 2 一般に、権威や教条に拘束されず自由...
シャン‐ド‐マルス‐こうえん【シャンドマルス公園】
《Parc du Champ-de-Mars》フランス、パリ西部にある公園。セーヌ川左岸に面しエッフェル塔が建っており、イエナ橋を挟む対岸にシャイヨー宮がある。19世紀後半に4度万国博覧会の会場...
シャンブルズ【Shambles】
英国イングランド北東部の都市ヨークにある石畳の細い通り。中世の木骨造りの建物が両脇に並ぶ。階が上がるにつれ軒がせり出しているのは、中世から近世にかけて、軒下に肉を吊り下げて売っていた名残だという...
しゅうきょう‐がく【宗教学】
宗教現象を客観的に研究し、宗教一般の本質や構造に迫ることを目的とする学問。ヨーロッパでは19世紀、日本では20世紀になって本格的な研究が始まった。宗教心理学・宗教社会学・宗教民族学・宗教史・宗教...
しゅうきょう‐せんそう【宗教戦争】
宗教上の問題に起因する戦争。一般には、宗教改革後の16〜17世紀、ヨーロッパにおけるカトリックとプロテスタントとの対立抗争によって起こった国内的、国際的戦争をさす。ユグノー戦争・オランダ独立戦争...
ギリシャ【(ポルトガル)Grécia】
ヨーロッパ南東部の国。正称、ギリシャ共和国。バルカン半島の南端部およびエーゲ海の島々からなる。首都アテネ。古代文明の発祥地で、前2500年ごろから石器・青銅器文明が発達。前8、9世紀ごろアテナイ...
きり‐あい【錐合】
シギ科の鳥。全長17センチくらい。体には褐色の斑模様があり、くちばしはやや長く、先が下に曲がる。ヨーロッパ・アジア大陸に広く分布。日本では旅鳥として春・秋にみられる。
ゼノン‐じっけん【ゼノン実験】
イタリアのグランサッソ国立研究所の地下研究施設に設置された暗黒物質検出装置および実験計画。光電子増倍管を上下に取り付けた円筒状の容器に、液体と気体の二相のキセノンを収めたもの。暗黒物質の候補とさ...