りょう‐ぶ【両部】
1 二つの部分。両方の部分。 2 密教における二大法門。金剛界と胎蔵界。両界。 3 「両部神道」の略。
りょう‐ぶ【凌侮/陵侮】
[名](スル)他人をばかにしてはずかしめること。「外邦—の弊未だ息(や)まず」〈西周・明六雑誌一二〉
りょうぶ‐しんとう【両部神道】
真言系の仏教家によって説かれた神道。密教の金剛界・胎蔵界両部の中に神道を組み入れ解釈しようとする神仏習合の思想。その思想的萌芽(ほうが)は行基・最澄・空海にみられ、神祇(じんぎ)に菩薩(ぼさつ)...
りょう‐ぶた【両蓋】
蓋が両方に付いていること。特に、懐中時計の表と裏との両面に金属性の蓋があるもの。
りょうぶ‐とりい【両部鳥居】
鳥居の形式の一。2本の本柱の前後にそれぞれ低い控え柱を設け、貫(ぬき)で連結したもの。神仏習合の神社に多い。厳島神社の大鳥居がその好例。権現鳥居。四脚鳥居。稚児柱鳥居。
りょうぶ‐まんだら【両部曼荼羅】
⇒両界曼荼羅
りょう‐ぶん【両分】
[名](スル)二つに分けること。二分。「もうけを—する」
りょう‐ぶん【領分】
1 領有している土地。領地。「他国の—を侵す」 2 権限・能力などの及ぶ範囲。勢力下にある領域。「営業部の—に立ち入る」
りょう‐へい【良平】
中国、漢の高祖の謀臣、張良と陳平。転じて、知略にすぐれた人。
りょう‐へい【良兵】
すぐれた兵士。精兵。また、すぐれた兵器。