ろしん‐かん【炉心管】
元素分析で試料の燃焼に用いられる細長い管状の器具。ガラス・石英・セラミックス製のものなどがある。燃焼管。焼成管。
ろしん‐スプレーそうち【炉心スプレー装置】
沸騰水型原子炉の非常用炉心冷却装置(ECCS)を構成するシステムの一。冷却材喪失事故が発生し、炉心を冷却する能力が低下した場合に、炉心上部から冷却水を散布する装置。
ろしん‐そんしょう【炉心損傷】
原子炉の炉心を冷却する能力の異常な低下、あるいは炉心の出力の異常な上昇によって炉心の温度が上昇し、燃料棒を包む被覆管の相当量が破損すること。燃料損傷。→炉心溶融
ろしん‐ひみつきょうてい【露清秘密協定】
ロシアと清との間に結ばれた対日秘密協定。1896年、モスクワで清の李鴻章(りこうしょう)とロシア外相ロバノフによって調印された。日本が侵略した場合の相互武力援助を約し、ロシアは東清鉄道の敷設権な...
ろしん‐ようゆう【炉心溶融】
原子炉の炉心の冷却が不十分な状態が続く、または炉心の出力が異常に上昇することによって、炉心の温度が上昇し、燃料溶融に至る状態。
ろしんようゆうぶつ‐ほじそうち【炉心溶融物保持装置】
⇒コアキャッチャー
ろ‐じ【路次】
《「ろし」とも》行く道の途中。途次。道筋。「—の心配は、御無用じゃ」〈芥川・芋粥〉
ロッシェル‐えん【ロッシェル塩】
酒石酸ナトリウムカリウムの無色の結晶。強誘電体で、ピックアップなどの圧電素子として用い、また下剤・利尿剤に使用。1672年、フランス西部の町ラ‐ロシェルの薬剤師P=セニエットが薬用として合成した...
ロッシュ‐ぶくろ【ロッシュ袋】
⇒ロッシュローブ
ロッシュ‐ローブ【Roche lobe】
近接連星系において、主星と伴星の重力が公転運動による遠心力とつり合う面。主星および伴星それぞれを含む水滴型の二つの閉曲面で構成される。名称はフランスの天文学者エドゥアール=ロシュに由来する。ロッ...