アズラック‐じょう【アズラック城】
《Qasr Azraq》ヨルダン東部の町アズラックにある城塞跡。古代ローマ時代の要塞に起源し、近隣のオアシス(現在のアズラック湿原保護区一帯)を防備する拠点として東ローマ帝国、ウマイヤ朝、マムル...
アクイレイア【Aquileia】
イタリア北東部、スロベニア国境に近い古代ローマの都市遺跡。紀元前181年にローマ人が造った軍事的植民都市がその起こりで、その後も商業都市として栄えたが、5世紀半ばにフン族の侵入によって壊滅した。...
ローマ‐すうじ【ローマ数字】
古代ローマで発達した数字。番号・年号の表示や時計の文字盤に用いられる。Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅹなど。時計数字。 [補説]ローマ数字一覧1Ⅰ2Ⅱ3Ⅲ4Ⅳ5Ⅴ6Ⅵ7Ⅶ8Ⅷ9Ⅸ10Ⅹ50L100C500...
めいしでん【名士伝】
《原題、(ラテン)De viris illustribus》紀元1世紀ごろの古代ローマの伝記作家、スエトニウスによる伝記集。ローマの詩人や弁論家、歴史家などを扱った作品。散逸し、ごく一部のみが現...
ローマ‐だいがく【ローマ大学】
ローマにあるイタリア最大の国立大学。1303年、ボニファチウス8世により創立。ローマ‐ラ‐サピエンツァ大学。
ローマ‐ていこく【ローマ帝国】
西洋古代最大の帝国。前8世紀ごろ、ラテン人がテベレ川下流域に建てた都市国家に始まり、王政、のち共和政(前509〜前27)を経て、前27年、内乱を収拾したオクタビアヌスの即位により帝政に移行。最盛...
アイネイアス【Aineiās】
ギリシャ‐ローマ神話でトロイア方の英雄。女神アフロディテを母とする。ギリシャ軍に敗れてのち諸国を流浪、イタリアに渡ってローマ建国の礎を築いたという。ラテン語名アエネアス。→アエネイス
あいのぎじゅつ【愛の技術】
《原題、(ラテン)Ars amatoria》古代ローマの詩人、オウィディウスによる叙情詩。紀元1年頃の作品。全3巻からなる恋愛指南書で、1、2巻が男性向け、3巻が女性向けの内容。性的描写が露骨だ...
ローマじ‐つづり【ローマ字綴り】
ローマ字を用いて語を書き表すこと。また、その書き表し方。日本語では、訓令式・標準式(改正ヘボン式)・ヘボン式・日本式のつづり方がある。 [補説]昭和29年(1954)12月9日内閣告示の「ローマ...
あくま‐の‐しょうめい【悪魔の証明】
1 ローマ法において、所有権の帰属を証明することが困難であることを比喩的に表現した語。ローマ法の原則に従うと、現に他人が占有しているものの所有権が自分にあることを証明するには、最初の所有者までさ...