わかれるりゆう【別れる理由】
小島信夫の長編小説。昭和43年(1968)から昭和56年(1981)まで「群像」誌に連載され、昭和57年(1982)全3巻が刊行。同年、第35回野間文芸賞受賞。
わかれ‐わかれ【別れ別れ】
[名・形動]互いに離れ離れになること。また、そのさま。べつべつ。「親子が—に暮らす」
わかわか‐し・い【若若しい】
[形][文]わかわか・し[シク] 1 いかにも若く見える。「—・い声」 2 未熟である。子供じみている。「私は—・いと云われても、馬鹿気ていると笑われても」〈漱石・こゝろ〉 [派生]わかわかしげ...
ワカ‐ワジャマルカ【Huaca Huallamarca】
⇒ワカワヤマルカ
ワカ‐ワヤマルカ【Huaca Huallamarca】
ペルーの首都リマ、サンイシドロ地区にある古代遺跡。3世紀から8世紀頃に栄えたリマ文化の時代に築かれたもので、インカ帝国時代まで墓地として利用された。日干し煉瓦(れんが)を積み上げた円錐状の建造物...
わ‐かん【和姦】
相方合意の上での姦通。⇔強姦(ごうかん)。
わ‐かん【和漢】
1 日本と中国。「—の歴史」 2 和文と漢文。 3 和学と漢学。 4 「和漢聯句(れんく)」の略。
わ‐かん【倭館/和館】
15世紀、李氏朝鮮が日本使節の接待および貿易管理のため、漢城(ソウル)・乃而浦(ないじほ)・釜山浦・塩浦に設けた建物。三浦(さんぽ)の乱により閉鎖されたが、1609年釜山浦に再設。
わかん‐こんこうぶん【和漢混交文/和漢混淆文】
和文の要素と漢文訓読語の要素を合わせもつ文体。特に、鎌倉時代以降の軍記物語などにみられる漢語を多くまじえた文語文。
わかんごううん【和漢合運】
江戸時代の数学者、吉田光由の著作「和漢編年合運図」の通称。正保2年(1645)刊行。