ほんそめわけ‐べら【本染分遍羅】
ベラ科の海水魚。全長12センチくらいで、目を通って体側を黒い線が走り、尾にかけて幅広になる。クエなど大形魚の口中にいる寄生虫を食べる。名は、細染分(ほそそめわけ)の音変化による。ちごべら。
ほっこく‐かいどう【北国街道】
北陸街道と中山道をつなぐ街道。中山道の信濃追分(おいわけ)から小諸・上田・高田を経て北陸街道の直江津(なおえつ)に至る間で、江戸と佐渡を結ぶ重要な脇街道であった。
べん‐そ【弁疏/辯疏】
[名](スル)言いわけをすること。弁解。「自分の事のように心で—した」〈有島・或る女〉
べっ‐して【別して】
[副]格別であるさま。特に。とりわけ。「扱いは—慎重さを必要とする」
べつ‐だん【別段】
[名]特に異なること。特別・格別なこと。「—の配慮をする」 [副](あとに打消しの語を伴って用いる)特にとりたてて言うほどではないさま。とりわけ。「—変わった事はありません」「—欲しいものはない」
べら【遍羅/倍良】
スズキ目ベラ科の海水魚の総称。小形のものが多く、背びれは体に沿って長い。雌雄で色彩の異なるものがある。温・熱帯海の沿岸の浅海にすむ。キュウセン・ササノハベラ・ニシキベラ・ホンソメワケベラなど。《...
べら‐ぼう
[名・形動] 1 程度がひどいこと。はなはだしいこと。また、そのさま。「今日は—に寒い」「—な値上がり」 2 普通では考えられないようなばかげていること。また、そのさま。「そんな—な要求はのめな...
もう‐しん【盲信】
[名](スル)わけもわからず、ただひたすらに信じること。「権威の説として—する」
も‐ば【藻場】
沿岸で海中に海草の繁茂している所。アマモ群落のアマモ場、ホンダワラ類の多いガラモ場、コンブ類などの生えている海中林とよびわけることもあり、魚類がよく集まる。
ヒヤ‐ヒヤ
[感]《Hear! Hear!から》人の発言に賛意を表すときに発する語。「『…前途の目的を犠牲にするわけには行かぬ』『—ッ』」〈魯庵・社会百面相〉