としどん
甑島(こしきしま)列島の下甑島(しもこしきしま)で大晦日に行われる行事。高い鼻の面と蓑(みの)を身につけた祝神が家々をまわり、子供の怠惰を戒め、餅を与える。国の重要無形民俗文化財、またユネスコの...
とし‐こし【年越し】
[名](スル) 1 旧年から新年に移ること。また、その変わりめの、大晦日(おおみそか)の夜。「旅行先で—する」《季 冬》 2 節分の夜。また、その夜に行う行事。
とく‐よう【徳用/得用】
[名・形動] 1 値段のわりに利益のあること。安くて得なこと。また、そのさま。「—な(の)洗剤」「—品」 2 徳があり、応用の才を備えていること。「汝は坐道場の—を備へたり」〈盛衰記・一〉 3 ...
とくてい‐てきかくしょうひしゃだんたい【特定適格消費者団体】
悪徳商法などの被害者に代わり、損害賠償を求める訴訟を起こすことができる消費者団体。消費者に代わって不当な勧誘行為などの差し止めを請求できる適格消費者団体の中から選ばれる。
と‐しょう【徒渉/渡渉】
[名](スル) 1 川などを歩いてわたること。かちわたり。「旅には—する川が横たわり」〈寅彦・連句雑俎〉 2 徒歩で陸を行ったり水を渡ったりすること。「鸞輿(らんよ)を跣行(せんかう)の—に易(...
とがおい‐びくに【科負い比丘尼】
昔、良家の妻女の身近にいて、その過失のとがを身代わりに負った比丘尼。屁負(へお)い比丘尼。
とき‐の‐そう【時の奏】
昔、宮中で時刻を奏上したこと。亥(い)の初刻から寅(とら)の刻の終わりまで、官人が一刻ごとに奏した。→時の簡(ふだ)
ときはすぎゆく【時は過ぎゆく】
田山花袋の長編小説。大正5年(1916)刊。明治維新から大正初期の約半世紀の時代の移り変わりを背景に、平凡な男の半生を淡々と描く。
とくい‐ば【得意場】
得意先。「—廻(まわり)をして来た小僧の一人が」〈秋声・新世帯〉
ときよ‐じせつ【時世時節】
その時その時の移り変わり。その時その時のめぐりあわせ。「これも—で、致し方がなかろう」〈広津和郎・風雨強かるべし〉