わか‐なえ【若苗】
1 生えたばかりの草木の苗。 2 稲の若い苗。早苗。 3 「若苗色」の略。
わかなえ‐いろ【若苗色】
1 染め色の名。早苗のような薄い青色。 2 襲(かさね)の色目の名。表裏ともに薄青色。
わかな‐ご【若魚子】
ブリの幼魚。
わかなしゅう【若菜集】
島崎藤村の第1詩集。明治30年(1897)刊。浪漫的詩情に満ちた文語定型詩51編を収め、日本の近代詩壇に新生面を開く。
わかな‐つみ【若菜摘み】
春の野に出て若菜を摘むこと。また、その人。《季 新年》「草の戸に住むうれしさよ—/久女」
わかな‐むかえ【若菜迎え】
正月6日のこと。また、その日に若菜を採ってくること。その夜七草たたきをし、翌7日朝の七草粥(ななくさがゆ)に入れる。
わか‐ぬし【若主】
若い人を敬っていう語。「この—たちの」〈宇治拾遺・二〉
わか‐ね【若根】
生えたばかりの根。若い根。
わか‐の‐うら【和歌浦】
和歌山市南部の海岸。和歌川の河口の、片男波(かたおなみ)と称する砂嘴(さし)に囲まれる入り江。玉津島神社・不老橋・観海閣などがあり、西に新和歌浦が連なる。[歌枕]「—に潮満ち来れば潟をなみ葦辺を...
わかのはな‐かんじ【若乃花幹士】
力士。 (初代)[1928〜2010]第45代横綱。青森県出身。本名、花田勝治。呼び戻しを得意とし、好敵手栃錦(とちにしき)と「栃若時代」を築いた。優勝10回。引退後、年寄二子山。日本相撲協会...