アクリル【acryl】
「アクリル樹脂」「アクリル繊維」などの略。
アクリル‐アミド【acrylic amide】
アクリロニトリルの加水分解などによって得られる無色の結晶。重合体は接着剤・塗料・合成繊維に用いる。発癌性(はつがんせい)をもつとされ、日本では劇物に指定。炭水化物やアミノ酸を多く含む食品を高温調...
アクリルアミド‐ポリマー【acrylamide polymer】
⇒ポリアクリルアミド
アクリルアルデヒド【acrylaldehyde】
⇒アクロレイン
アクリル‐えのぐ【アクリル絵の具】
アクリル樹脂の乳化液を練り合わせ材として用いた絵の具。速乾性で、乾くと耐水性にすぐれる。
アクリル‐が【アクリル画】
《acrylic painting》アクリル樹脂を用いて作った絵の具で描いた絵画。水彩・油彩に比べて速乾性があり、輝度にすぐれる。
アクリル‐ガラス
《(和)acryl+glas(オランダ)》アクリル樹脂で作った有機ガラス。透明度・耐候性がよく、加工もしやすく航空機・自動車の風防ガラスやレンズなどに使用。
アクリル‐ゴム
《(和)acryl+(オランダ)gom》アクリル酸およびアクリロニトリルの重合物から作った合成ゴムの総称。
アクリル‐さん【アクリル酸】
代表的な不飽和カルボン酸。刺激臭のある無色の液体。工業的には石油から得られるプロピレンを原料として作られる。水溶性で重合しやすく、アクリル樹脂の原料。化学式CH2=CHCOOH
アクリル‐じゅし【アクリル樹脂】
代表的なプラスチックの一種。アクリル酸・メタクリル酸、およびそれらの誘導体を重合して作る合成樹脂の総称。透明度が高く硬いが、すり傷がつきやすい欠点がある。ガラスなどに使用。