いでんし‐さいしゅうごう【遺伝子再集合】
型の異なる近縁のウイルスが同時に同一の宿主細胞に感染した際に、遺伝子の分節が混合して新型のウイルスが出現すること。 [補説]新型インフルエンザウイルスの出現は、遺伝子再集合によって起こると考えら...
にせんきゅう‐インフルエンザ【二〇〇九インフルエンザ】
2009年から2010年にかけて世界的に流行したブタ由来の新型インフルエンザ(AH1N1)のこと。→豚インフルエンザ
エーソれんがた‐インフルエンザウイルス【Aソ連型インフルエンザウイルス】
A型インフルエンザウイルスの一種。1977年から翌年にかけて世界的に大流行。その後も流行を繰り返している。糖たんぱく質の血清型を使ってH1N1型と表す。Aソ連型。→インフルエンザウイルス
きせつせい‐インフルエンザ【季節性インフルエンザ】
冬から春にかけて流行するインフルエンザ。Aソ連型(H1N1亜型)・A香港型(H3N2亜型)・B型の3種類がある。 [補説]新型インフルエンザ(豚由来H1N1型)は季節に関係なく流行する。
エーホンコンがた‐インフルエンザウイルス【A香港型インフルエンザウイルス】
A型インフルエンザウイルスの一種。1968年から翌年にかけて世界的に大流行。その後も流行を繰り返している。糖たんぱく質の血清型を使ってH3N2型と表す。A香港型。→インフルエンザウイルス
こうびょうげんせい‐とりインフルエンザ【高病原性鳥インフルエンザ】
鳥インフルエンザのうち、鶏やウズラなどの家禽に対して強い病原性を有し、感染した鳥の致死率が高いもの。流行すると養鶏などの産業に大きな損害を与える。家畜伝染病の一つ。通常、人には感染しないが、H5...
インフルエンザ‐のうしょう【インフルエンザ脳症】
インフルエンザをきっかけとして脳にむくみが生じる病気。6歳以下の幼児に多い。発熱に続き、痙攣(けいれん)・意識障害・異常行動などの症状がみられる。致死性があり、治癒しても後遺症が残ることもある。...
しんがた‐インフルエンザ【新型インフルエンザ】
新型インフルエンザウイルスによって起こる疾患。ほとんどの人に抗体がないため、パンデミックとなるおそれがある。→季節性インフルエンザ
じゃく‐どくせい【弱毒性】
ウイルスなどの病原体によって感染症が発症したとき、重症化させる能力が弱いこと。インフルエンザの場合は、感染が肺などの呼吸器にとどまるもの。一般的な季節性インフルエンザは弱毒性に分類される。最初は...
ワクチンかぶ‐せんていかいぎ【ワクチン株選定会議】
1 次の流行期に主流となるインフルエンザウイルスを予測し、ワクチンに使用するウイルス株を推奨する、世界保健機関(WHO)の専門家会議。ワクチン株推奨会議。 2 1の発表を受けて、国内外での流行状...