ウィルカワイン‐いせき【ウィルカワイン遺跡】
《Willkawayin》ペルー中部の都市ワラス北東郊にある遺跡。先インカ期のワリ文化のものとされ、石積みによる3階建ての霊廟(れいびょう)が残る。
ウィルキンス‐たなごおり【ウィルキンス棚氷】
《Wilkins Ice Shelf》南極大陸の南極半島西部、アレキサンダー島とシャルコー島、ラタディー島に囲まれるウィルキンス海峡に張り出した棚氷。1929年、オーストラリアの探検家ヒューバー...
ウィルクス‐ランド【Wilkes Land】
南極大陸の東経100度から142度にかけての地域の名称。1840年、米国の探検隊を率い、南極が大陸であることを初めて報告したチャールズ=ウィルクスにちなむ。オーストラリアのケーシー基地、フランス...
ウィルソン【Horace Wilson】
[1843〜1927]米国の教育者。英語・数学の教師として来日、第一大学区第一番中学(のちの東京大学)の生徒に野球を教えたことが日本野球の始まりといわれる。
ウィルソン‐サイクル【Wilson cycle】
地質時代を通じて、大陸の分裂や合体、海洋底の拡大と消滅が繰り返されること。カナダの地質学者T=ウィルソンにより提唱。かつて存在した超大陸パンゲアやロディニアは、この繰り返しの過程で形成されたと考...
ウィルソンさん‐てんもんだい【ウィルソン山天文台】
《Mt.Wilson Observatory》米国カリフォルニア州ロサンゼルス北東郊のウィルソン山にある天文台。1904年開設。100インチ反射望遠鏡を備える。パロマー山天文台とあわせてヘール天...
ウィルソン‐の‐きりばこ【ウィルソンの霧箱】
電子や陽子などの荷電粒子の飛跡を調べる装置。容器内の過飽和蒸気を荷電粒子が通過すると霧滴が生じる現象を観測するもの。英国の物理学者ウィルソンが考案。
ウィルソン‐びょう【ウィルソン病】
肝臓や脳に銅が異常に沈着する遺伝性の病気。肝硬変や脳の深部にあるレンズ核の軟化・変化がみられ、肝レンズ核変性症ともいう。英国の内科医S=A=ウィルソンが報告。
ウィルチェアー‐ラグビー【wheelchair rugby】
《wheelchairは、車椅子の意》四肢麻痺者が車椅子に乗って行うスポーツ。ラグビーなど複数の球技の要素を組み合わせ、1977年にカナダで考案された。バレーボール球を参考に開発された専用球と、...
ウィルトシュピッツェ‐さん【ウィルトシュピッツェ山】
《Wildspitze》オーストリア西部、チロル州の山。東部アルプスのエッツタールアルプスにおける最高峰で、同国第二の高峰。標高3774メートル。北東、北西斜面に氷河が延びる。