エジプト【Egypt】
アフリカ北東部の国。正称、エジプト‐アラブ共和国。首都カイロ。国土の多くは砂漠で、ナイル川流域で綿花・サトウキビなどを栽培。スエズ湾岸などから石油も産する。古代文明の発祥地で、ピラミッドなどの遺...
エジプトこうしんきょく【エジプト行進曲】
《原題、(ドイツ)Ägyptischer Marsch》ヨハン=シュトラウス2世の管弦楽による行進曲。1869年作曲。スエズ運河の開通を記念した作品。
エジプト‐つちいなご【エジプト土稲子】
サバクバッタの別名。
エジプトとうひとじょうのきゅうそく【エジプト逃避途上の休息】
⇒エジプト遁走中の休憩 《原題、(ドイツ)Ruhe auf der Flucht nach Ägypten》アルトドルファーの絵画。板に油彩。縦58センチ、横39センチ。聖母子のエジプトへの...
エジプトとんそうちゅうのきゅうけい【エジプト遁走中の休憩】
ダビットの絵画。板に油彩。縦45センチ、横44.5センチ。マタイ伝にある、聖母子のエジプトへの逃避の場面を柔らかく繊細な筆致で描く。ワシントン、ナショナルギャラリー所蔵。エジプト逃避途上の休息。
エジプト‐ねずみ【エジプト鼠】
クマネズミの亜種。エジプト・アメリカをはじめ世界各地に分布。体長約20センチで、背は褐色、腹が白色。
エジプトのイスラエルじん【エジプトのイスラエル人】
《原題、Israel in Egypt》ヘンデルのオラトリオ。全3部。1739年作曲。台本はC=ジェネンズが旧約聖書の「出エジプト記」と「詩編」から翻案。
エジプトはナイルの賜(たまもの)
ナイル川が運ぶ肥沃な土のおかげで、エジプトの壮大な文明・国家が築かれたの意。ギリシャの歴史家ヘロドトスの言葉。
エジプトふう【エジプト風】
《原題、(フランス)Egyptique》サン=サーンスのピアノ協奏曲第5番の通称。1895年作曲。エジプト滞在時の印象に基づく、東方的・異国的な雰囲気の作品。
エジプト‐ぶんめい【エジプト文明】
前5000年ごろからナイル川下流域に発達した古代文明。ナイル川の定期的な洪水により地味が肥え、豊かな農耕文化が栄えた。前3000年ごろに成立した統一国家のもとで、ピラミッドや神殿が建設され、象形...