かむ‐あが・る【神上がる】
[動ラ四]神として天に昇る。多く天皇や皇族が死ぬことにいう。かみあがる。かんあがる。「天の原岩戸を開き—・りあがりいましぬ」〈万・一六七〉
カムイ
《アイヌ語》神。
かむいこたん【神居古潭】
《アイヌ語「カムイ‐コタン」(神の居所)から》北海道旭川市西部、石狩川が夕張山地を横切る所にある峡谷。交通の難所であった。水石・庭石として名高い神居古潭石を産する。
カムイサウルス【(ラテン)Kamuisaurus】
鳥盤類の恐竜の一。中生代白亜紀後期に生息したとみられ、全長8メートル。北海道勇払郡むかわ町で化石が発見され、令和元年(2019)に新種と認定された。むかわりゅう。
かむい‐だけ【神威岳】
北海道中南部、南北に走る日高山脈南部にある山。標高1600メートル。山頂付近にはカールに似た地形がある。
かむい‐みさき【神威岬】
北海道西部、日本海に突出した岬。積丹(しゃこたん)半島の北西端にあり、海食地形で知られる。 北海道北部、オホーツク海に面した岬。北見神威岬。
噛(か)む馬(うま)はしまいまで噛(か)む
人をかむ癖のある馬は、死ぬまでかむ。悪い癖はなかなか直らないことのたとえ。
カム‐おくり【カム送り】
鍵を使わず不正に解錠する手口の一。シリンダー錠の外側のドアノブとドアとの隙間から特殊な工具を入れ、錠の内部にある、デッドボルトを動かすカムを操作して解錠する。バイパス解錠。
かむ‐おや【神祖】
神としてまつられている先祖。かんおや。「大伴の遠つ—の奥つ城(き)は著(しる)く標(しめ)立て人の知るべく」〈万・四〇九六〉
かむ‐かぜ【神風】
「かみかぜ1」に同じ。「渡会(わたらひ)の斎(いつき)の宮ゆ—にい吹き惑はし」〈万・一九九〉