かんく‐きしょうだい【管区気象台】
気象庁に所属する地方機関で、気象・地震・火山の観測、気象予報などを担当する。また、管内の地方気象台・測候所などを監理する。札幌・仙台・東京・大阪・福岡にある。
かんく‐ちょう【寒苦鳥】
インドのヒマラヤにすむという想像上の鳥。夜に雌は寒苦を嘆いて鳴き、雄は夜が明けたら巣を作ろうと鳴くが、太陽が出ると寒さを忘れて怠ける。仏教では、怠けて悟りの道を求めない人間にたとえる。かんくどり。
かんく‐の‐あめ【寒九の雨】
寒九に降る雨。豊作の兆(きざし)として喜ばれる。《季 冬》
かんく‐の‐みず【寒九の水】
寒九に汲(く)む水。薬を飲むのによいといわれる。《季 冬》
カンクン【Cancún】
メキシコ東部、キンタナロー州の観光・保養都市。ユカタン半島北東端に位置し、カリブ海に面するリゾート地として発展。周辺に世界文化遺産に登録されたマヤ文明のチチェンイッツァ遺跡、世界自然遺産のシアン...
カンクン‐ごうい【カンクン合意】
2013年以降の地球温暖化対策の国際的な枠組み。2010年12月にメキシコのカンクンで開催された国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)で採択された。京都議定書を離脱した米国、温室...
かん‐ぐう【甘遇】
相手の気に入るように待遇すること。「豊臣氏は…—優待して以て一時を苟且(こうしょ)せしのみ」〈田口・日本開化小史〉
かん‐ぐり【勘繰り】
かんぐること。「下種(げす)の—」
かん‐ぐ・る【勘繰る】
[動ラ五(四)]あれこれ気を回して悪い意味に考える。邪推する。「何か裏があるのではないかと—・る」
かん‐ぐん【官軍】
朝廷・政府側の軍隊。「勝てば—」