かい‐こし【買(い)越し】
1 投資家や証券会社が一定期間内に買った金額または量が、売った金額または量より多いこと。⇔売り越し。 2 信用取引で、いままで売っていた人が全部買い戻した上、改めて買い方に転じること。⇔売り越し。
かいこ‐だな【蚕棚】
1 蚕を飼う平たい籠(かご)を載せる棚。《季 春》 2 何層かの棚状につくられた寝台。
かいこつ【回紇/回鶻】
⇒ウイグル
かいこ‐てん【回顧展】
美術で、特定の作家を取り上げ、全生涯における作品や活動を総覧する展覧会。レトロスペクティブ。
かい‐ことば【買(い)言葉】
他人から言われた悪口などに対して負けずに言い返す言葉。「売り言葉に—」⇔売り言葉。
かいこ‐にん【開口人】
能で、最初に出て口を開く者。主としてワキの役。かいこうにん。
かいこ‐の‐うじばえ【蚕の蛆蠅】
ヤドリバエ科のハエ。体長約1.5センチ。体は黒色で、腹の側部は赤褐色。桑の葉に卵を産み、それを食べた蚕に寄生し、蚕がさなぎになってから繭に穴をあけて出る。蠁蛆(きょうそ)。
かい‐こまがたけ【甲斐駒ヶ岳】
山梨・長野県境にある駒ヶ岳の通称。甲斐駒。
かい‐こ・む【買(い)込む】
[動マ五(四)]物をたくさん買い入れる。特に、品物の値上がりや欠乏を見越して、多く買い入れる。「値上がりを見越して—・む」
かい‐こ・む【掻い込む】
[動マ五(四)]《「かきこむ」の音変化》 1 わきの下に抱え込む。「洋銀の握りのついた細い杖(つえ)を—・みながら」〈芥川・葱〉 2 液体をすくいとる。「水を—・む」