か【窠】
瓜を輪切りにした形に似た文様または紋所。一説に、蜂の巣の形ともいう。窠の紋。木瓜(もっこう)。
か【寡】
1 人数または勢力の少ないこと。⇔衆。「—は遂に衆の敵ではなかった」〈芥川・老いたる素戔嗚尊〉 2 配偶者のない人。やもめ。「—を守る」
か【歌】
漢詩の一体。もとは歌謡形式の楽府(がふ)で、のちには「長恨歌」のように、古詩でも作られた。
か【銙】
古代の革帯(かくたい)・石帯の表面に配列されている飾り金具。金属または玉石製。
か【課】
1 事務機構の小区分。多く局・部の下にあり、係の上にある。「人事異動で—が変わる」「資材—」 2 教科書などの内容のひと区切り。単元より小さい単位。「前の—を復習する」「第一—」
か【顆】
医学で、骨の丸みをおびた突出部。「大腿骨外側—(だいたいこつがいそくか)」
か【彼】
[代] 1 (多く「の」「は」を伴って用いる)遠称の指示代名詞。あれ。かれ。「兎追いし—の山」〈文部省唱歌・故郷〉 「—の児ろと寝ずやなりなむはだすすき浦野の山に月(つく)片寄るも」〈万・三五六...
か
[副](主に「かく」と対比した形で用いられ)あのように。「上つ瀬に生ふる玉藻は下つ瀬に流れ触らばふ玉藻なす—寄りかく寄り」〈万・一九四〉
か
[副助]種々の語に付く。 1 (疑問語に付いて、または「…とか」の形で)不確かな意を表す。「どこ—で会った」「彼も来ると—言っていた」 2 疑いの気持ちで推定する意を表す。「心なし—顔色がさえ...
か
[接頭]主として形容詞に付いて、意味を強め、語調を整える。「—弱い」「—細い」「—黒い」